サバの秋の夜長 感想
家に猫がおりますもので、猫の本もよく読みます。
動物つながりで、何故か犬の本まで読むようになりました。
最近、私の読書記録少女漫画が続いてますね。
カテゴリーを増やしてみました。「少女漫画」
いい年をしておりますが、昔から少女漫画が大好きです。
私の親は、小学生頃まで漫画を読むのを禁止していました。
その事については、良かったのか、悪かったのか分かりませんが、おかげで小学生時代活字の本をよく読んでいたのは事実です。
昨日、大島弓子さんの「サバの秋の夜長」をよみ直しました。
大島弓子さんの「グーグーだって猫である」が、ちょっと前に(だいぶん前?)映画化&ドラマかされましたよね。
ドラマはシーズン2まで出来ました。(これは、ちょっと前で良いかな・・・)
私が一番好きなのは、ドラマ版のシーズン1です。
サバが死んでしまう所から始まりますよね。
ああ、あのサバが「サバの秋の夜長」で元気だったサバ、死んでしまったのね。
と、思いながら見てました。
この作品を読むと、元気なサバにいつでも会えて嬉しいです。
「サバの秋の夜長」では、サバと弓子さんは飼い猫と飼い主と言うよりは、同居人。
確かに猫、て同居人と言う感じ。
この本を購入した頃は、家にまだ猫がいなかったので、
サバが歌う、とか。
言葉を解する、とか。
目覚まし時計をやってくれる、とか。
「漫画だから・・・??」
と、ちょっと思っていましたが。
今となっては、「あるある」です。
この作品では、サバと弓子さんだけでなく、鳩やカラス、ハエ、ノミまでも何だか生き物として全て対等のような気がしてきます。
だって人の姿で出てくるんですもの。
大島弓子さんの視点が、そうなのかな。
読んでいると、ふんわり、ほっこりします。
秋の夜長に温かくして読むのにぴったりです。
※余談ですが、最近やって来たチビの新入りが猫風邪をひいていまして、薬の飲ませ方を参考にさせてもらいました。役にも立ちます。
ようやく、同じソファに座ってくれるようになりました。でも、このあと軽くバトってましたが・・・。