うわさのズッコケ株式会社 読み聞かせ 感想
息子の希望で今回の読み聞かせは「ズッコケ」に決まりました。
急に寒くなりましたね。
11月に雪が降るのは東京都心で54年ぶりだそうで・・・。
風邪ひきそう・・・。
と言うより、今風邪ひいてるんです。
お決まりの息子→私のコース。旦那にうつして終了でしょうか?
でも、今日図書館に返却しないといけない本があるのでガラガラの声で、
「うわさのズッコケ株式会社
那須正幹作 前川かずお絵 ポプラ社本文204ページ」
最後の24ページ頑張って読み聞かせました。
本当は、「料理少年K太郎1」を読みたかったのですが、
息子から
「前のマガークはお母さんの選んだ本だったから、次はズッコケにしてね」
と言われたんですよね。
一応、「私が選んだ本」と「息子が選んだ本」を順番に読む事になっています。
息子の希望だけだと読む本の幅が広がらないし、私のだけだと息子も不満があるでしょうから・・・
だいたいこんなお話です
(以下あらすじを書いてありますので、読みたくない方は飛ばしてくださいね。)
今回八谷良平、奥田三吉、山中正太郎の3人は、イワシ釣りに集まるたくさんの人達を相手に、お小遣い稼ぎにお弁当や飲み物を売る事を思いつきます。(もともとのアイデアはハチベエのお父さんだけど)
最初、商売は順調だったのでハカセの発案で株を発行しクラスの仲間から出資を募って株式会社を作り、事業を拡大する事にしました。
しかし、イワシ釣りのシーズンが終わってしまい急に釣り客が少なくなったり、食品の在庫をたくさん抱えてしまったり、お金を払ってくれない人がいたりとトラブルも起こります。
そんな中、意見が対立する事もありましたが、仲間のアイデアや頑張り、そして運にも助けられて、無事に利益を上げる事が出来ました。
と言うお話しです。
会社の仕組みが分かります
ハチベエ、モーちゃん、ハカセのバランスはいつも絶妙ですね。
ハチベエの行動力、ハカセの明晰さ、そして一見役に立っているのかしら?と思われがち(私だけ?)ですが、モーちゃんの存在が緩衝材となって、3人のバランスが取れているのだと思います。
でも、実際クラスで子供がこんな事やり始めたら、結構トラブルになっちゃいそうですけどね!!
現実にいそうな3人が、現実には出来そうで出来ない事をやってくれるのもズッコケ3人組の魅力です。
このお話は、株式会社と言うものがどういう仕組みで成り立っているのか?と言う事を分かりやすく教えてくれます。3人がぶつかる商売上の壁もありそうな内容です。
乗り越える過程には、ちょっとご都合主義的な所もありますが、そこが子供には面白い所なのだと思います。