かりんの本棚 ときどき猫

読み聞かせの記録や日々の出来事など。

若草物語 の思い出 

4人姉妹もの(5人でも可)が好きです

人気女優さん達の共演で映画化された「海街diary」、長らくお茶の間で不動の人気を誇った「渡る世間は鬼ばかり」、ブリジット・ジョーンズの日記の元ネタとして有名な「高慢と偏見」、文豪谷崎潤一郎の名作「細雪」。

姉妹もの、て良いですよね。私大好きなんですよ。

私に姉妹がいないもんで、憧れもあるのかもしれません。

美人のお姉さんや活発なお姉さん、生意気な妹など個性も色々、4人いるのでネタにも困らず、それぞれの彼氏や旦那も絡んで大変賑やかです。

で、思い起こせば私の「姉妹もの」好きの発端は小学生高学年の時に読んだ「若草物語」かな、と思い至りました。

 

緑色の分厚い「若草物語」

これまた出版社がわからないのですが、昔どこかの出版社の名作シリーズで緑色の分厚い本があったんですよ。(曖昧な情報でスミマセン・・・)

そんなに本を買ってくれるような家ではなかったんですが、なぜかそのシリーズの「若草物語」を買ってくれまして、最初は字も小さいし2段組みだし、分厚いし、「面白いの?コレ」と思いながら読んでいたのですが、すっかりハマってしまいました。

 

お父さんは不在ですが、姉妹皆に慕われている立派な人らしいし(最後には無事に帰って来ます)、やさしいお母さんは、(エイミーが)規則を破ってライムを持って行って叱られたら学校行かなくて良いなんて言ってくれて、(その程度で学校行かなくて良いなんて、うらやましい!と思ったり)

時々ケンカしたりもするけど基本的には仲良しの姉妹がいて、貧乏だと言ってるけど家には「ばあや」がいるし、お隣にはお金持ちでカッコいい男の子まで住んでて、そのお隣さんがまた、気前が良くて、突然ピアノまでプレゼントしてくれたりするわけです。

まあ、なんて楽しそうなんでしょう。

と思ったわけです。

好きすぎて、祖父母の家とかに泊まりに行って退屈な時にも読もうと思ってどこかの出版社の文庫版でもう1冊買ってしまいましたが、やはり「緑色の分厚い本」の方が面白かったです。

 

メグが舞踏会で着飾るシーン

昔、私が一番好きだった登場人物はメグでした。そもそも美人でやさしいお姉さんが好きだったんです。こんなお姉さんがいたらな~、て思いました。

そのメグがお金持ちのお友達の家に泊まりに行って、舞踏会に出る時に、お金持ちのお友達のドレスを借りて着飾るシーンとか好きでしたね。

最終的に、メグはお隣のお金持ちの息子ローリーの家庭教師であるブルックさんと両想いになるわけですが、子供ながらに「お金持ち」の人じゃなくて良いの?とかツッコみながら読んでいました。

 

今も手元にあります

今手元にあるのは、角川文庫の若草物語です。赤いチェックの表紙が可愛いですし、訳も結構好きです。

好きすぎて、続若草物語も持っています。

続編については、暫く存在を知らなかったので間をあけて読んだのですが、面白かったです。でも、哀しい展開の部分もありますね・・・

 

昔好きだった、緑色の分厚い本は、今でも実家にあるのかわかりませんが、出来たらもう一度読んでみたいです。

 

今持っているのは、コレと同じ本です。

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